2014年3月30日日曜日

本日は久留米ジェラート様にバニラの納品です

久留米で一番古くからお取引いただいている久留米ジェラートさんに

本日納品に伺いました.
















久留米ジェラートさんは,この4月でオープン丸3年を迎えます.

開店当時から,

私たちのバニラを使ったジェラートはとても評判が良いそうで,

今日まで,ご愛顧いただいています.























写真は,この季節の定番の あまおうミルクと久留米バニラのジェラート.



バニラの香りを楽しむ

多くの方々からご支援を頂いていると,

年度末は,報告書に追われる毎日です.

そんな折,私の疲れた頭をリフレッシュしてくれるのが,

バニラの香り.























バニラビーンズを細かく砕いたものを

茶高炉でゆっくりと温めると,

部屋中に甘ーい香りが,といっても天然のバニラを使ったもの.

香がきつ過ぎず,諄過ぎず.ほんのりとしたふくよかな香り.

おかげで,報告書がはかどります.

2014年3月29日土曜日

待ち遠しいバニラの開花

3月上旬に観察され始めた花芽が,少しずつ大きくなって来ました.

花房の先端部では,ひとつひとつの花蕾も観察できるようになってきました.

こうなると,花の咲く時期も予想できます!

前回,ブログでアップした時と同じく,相変わらず蟻たちは

蕾の警護に余念がありません.

あとひと月少々.

無事に育つことを祈るばかりです.

2014年3月26日水曜日

今日は大木町でバニラの栽培を始めたRandM長谷川農園にお邪魔しています.

長谷川氏は,愛知県豊橋市出身.一昨年ご結婚された奥様は沖縄県と

福岡県三潴郡大木町には縁がなかったのですが,同じ,バニラを栽培している

池上農園様のご尽力で,当地に農園を開園しました.

大木町役場をはじめとする多くの方のご理解と協力でようやく農園らしくなってきました.

栽培は,バニラとオリーブ.

















バニラのほうはまだ出荷には至っていませんが,

無農薬栽培のオリーブのほうは,昨年から実をつけ始め,

今年は本格出荷(生果実と塩漬け)を始めます.

「大木町の皆さんは大変親切で,町からも多くのご支援をいただいています.

この地での農業,今後も頑張っていきたいと考えますので,

応援よろしくお願いします」

とはご本人のコメント.

「寒い冬も終わり,日に日にあたたくなります.

これから,バニラにとっても最良のシーズンです.」

と農業を楽しむお二人に何か明るい未来を感じました.

2014年3月24日月曜日

バニラ栽培に挑戦<久留米市>

新たに,久留米市でバニラ栽培を始める.

出会いは,2年前の久留米商工会議所のセミナー.


















本業の,酒販業に加えて,フレッシュジュースのスタンドなど飲食店も経営する

久留米市の商業者 {ビッグワン」の社長.

「バニラは面白い」と猛烈にアタック!

久留米市農政部,久留米商工会議所,JA久留米のご協力で,

自宅でバニラ栽培を始められました.

様子を伺に尋ねてみると.

今はちょうど,増税前の忙しい時期.社長自らお店の前に,元気に立たれていました.

「今年は,フルーティーで甘くて美味しい日本酒が売れる予感」

眺めていると,ちょっと喉がなりだしたので,早々に失礼しました.

自宅のバニラはというと,


















まだ規模は小さく試験栽培ですが,
徐々に生産量を増やしたいとか.

将来は,バニラと日本酒で美味しいリキュールを!と・・・・・夢が膨らみます.

今年は,人生で初めてのバニラの授粉に挑戦します.

2014年3月19日水曜日

バニラに蟻がたかる

バニラといえば甘い香りを連想します.

当然,蟻もこの香りにひかれてやってくる.

ところが,バニラの葉や花には,その独特な甘い香がありません.

どちらかというと,青臭い匂いがします.

そんなバニラの蕾にアリが集まります.

















このような現象はバニラと同じラン科の植物でしばしばみられます.

花外蜜腺が発達し,蕾にアリが集まります.

そのため,バニラの蕾を加害する害虫が寄り付けなくなります.

こんな植物の持つ本来の知恵が無農薬のバニラ栽培で生かされています.

2014年3月18日火曜日

バニラの花に住む蜘蛛

ご存知のようにバニラを国内で栽培するとき,ほとんどの農薬を使うことができません.

金子植物苑と連携をしながらバニラを作っていただいている農家では,

無農薬栽培や化学農薬を使わない栽培がされています.

そんな環境下には,多くの生物が住み着いています.

もちろん,バニラの果実や花に傷をつけてしまうような生物もいますが,

そんな生物を捕食して生活している生物もいます.

バニラの花芽をよく観察してみると,いろいろな生物に出会えるのも

実際栽培しているからこそ味わえる醍醐味です.

バニラの花芽に住むクモ

2014年3月12日水曜日

とある農園のバニラの風景

3月も半ばに差し掛かり,今年のバニラの花芽の調査が本格化しています.

昨年に比べると,成長がやや遅れていますが,昨年以上の開花が見込まれそうで

とりあえず一安心.


お陰様で,長閑な春の1日を楽しむことができました.















花芽を調査した後は,昨年の収穫で傷んだ苗の手入れ.

今回もまた頼りになる助っ人に東京から参加いただきました.

















さらに,午後には,昔福岡ヤフードームのラン展の時お世話になった,

シンガーソングライターの今成佳奈さんも訪ねて見えられ,花を添えて戴いました.
















これで今年も美しい花を咲かせてくれることでしょう.

2014年3月7日金曜日

海外のお土産のバニラ

先日,東京のとある企業で海外のお土産で集められたバニラグッズを見せていただきました.

















写真はそのほんの一部.

でも,珍しいものが多くある中,ふと気になったのがバニラのイラスト









バニラビーンズは確かに本物のようなイラストなのに,花のイラストは,明らかに別の花.

同じラン科には間違いないのですが,中央のものなどは,どう見てもファレノプシス.

そういえば,国内のアイスクリームにも間違ったイラストが時折見受けられます.

まあ,それほど大した問題ではないのでしょうが,

その些細なことが気になって仕方がありません.